ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡の説明会

11月17日(金)の放課後,NASAとJAXAの研究者,および,米国企業のノースロップ・グラマン社の担当者の一行がジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡の説明をするために来校しました。
ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡は,2019年頃にNASAから打ち上げ予定の望遠鏡で,膨張を続ける宇宙の彼方より届く,赤外線を検出する手法が用いられます。これによって,従来より成果を上げてきたおもに可視光を検出するハッブル宇宙望遠鏡よりも,より遠くからの情報が得られます。実用に成功すれば,宇宙の起源や,地球外生命体の存在など,新たな宇宙の謎が発見・解明される可能性が高くなります。
担当者たちはビデオを用いて宇宙の成り立ちから望遠鏡の概要まで説明してくれました。小講堂には約350名の中高生が集まり,非常に興味深く説明を聴き,その後の質疑応答にも積極的に参加していました。通訳の方がいらっしゃいましたが,直接英語で質問する生徒が多くいたことも印象的でした。
研究者たちも熱心に応答していただき,大変有意義な会になりました。