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各学年の様子

中1

これまでテストでよい点数をとる勉強が中心だった中1は、開成というところも勉強勉強の生活の毎日だろうと勝手に頭に描いてか、最初は緊張の面持ちで、机の前に座っています。

ところが、勉強が始まるか始まらないかのうちに、ボートレースの応援があり、それが終わると運動会の練習がありと、学校行事が続きます。おそらく多くの生徒はカルチャーショックをうけるのではないでしょうか(仮に小学校の時に運動会を見に来ていたとしても)。そして、そのすぐ後には中間考査が待っています。中間考査が終わると、富士山方面への旅行があり、クラブ活動に参加することが可能になります。クラブ活動は、その部にもよりますが、中1にとってかなりハードなところもあります。

このように、いろいろな行事などを一所懸命こなしながら、なおかつ勉強もしていくというのが、多くの開成生のスタイルです。こうすることによって、薄っぺらな知識だけではなく、人間関係や友人のこと、自分の果たすべき役割・責任感のことなど、さまざまなことを考え、悩んで、たくましい一人の若者になることができるのです。いろいろなことを成し遂げるなかで勉強もやるわけですから、普通に勉強をするよりは、はるかに大きな自信がつく生徒も多くいます。こういうところが、開成の強みだと思います。

教員は、とにかく学校を楽しんでもらうことを第一に望みます。もちろん社会的には未熟な年齢ですから、厳しく指導することもありますが、「手を離すが目は離さない」を生活指導のベースにして、長い付き合いの中で互いの理解を深め、生徒が自立(親離れ)できるよう協力していきたいと思います。

「開成の教育」(リンク)

・2016/10/22 プラネタリウム見学
・2016/10/21 久保宮君(中一) 中高生南極北極科学コンテスト優秀賞受賞
・2015/11/15 中1プラネタリウム見学
・2015/11/04 中学1年 谷中散策&美術館見学
・2015/08/03 中1~夏の思い出~
・2015/05/30 中1学年旅行前の事前学習が行われました
・2014/11/13 中1プラネタリウム見学

中2

中学2年生になると、授業やクラブ活動などに慣れてくるだけでなく、たくさんの友達が互いに刺激となり、多くの生徒達の探究心や学習意欲はますます向上していきます。開成中学の授業は各教科とも基礎を固めることに主眼を置いていますが、一方で、内容も豊富で質が高く、進度の速い科目も少なくありません。したがって暗記に頼ったり、答えを速く導き出すことにこだわっても、直接成績の向上にはつながらず、伸び悩むことになりかねません。まだまだ先は長いのですから、あせらずに時間をかけて納得するまで基礎的な勉強を継続することが大切です。暗記するだけでは、その問題の答えは書けても、応用力は身につきません。

成績の面でスランプに陥ったら、何か一つでも、二つでも勉強していて楽しく思える科目を見つけてください。そして、その科目に集中して勉強してみてください。不得意科目の克服の糸口も見つかるでしょう。授業をよく聞き大事なことをノートして、しっかり復習しましょう。

また、学園生活では、生徒たちが活躍できる場がたくさんあります。課外活動がそれです。運動会・文化祭やクラブ活動などでの発言力も中1時代に比べ大きくなってきますし、学年旅行の計画・立案も昨年度に比べはるかに高いレベルの仕事ができます。いろいろな活動を行っている生徒は、学園生活を楽しむ術を知っていると言えるでしょう。そういう生徒たちの中には、教員も舌を巻くほどある分野に秀でた高い能力を持った者もいます。

私たちは生徒たちがのびのびと学校生活を楽しみつつ、互いに切磋琢磨しながら、人間としてさらなる高みに到達してくれることを願っています。

「開成の教育」(リンク)

・2016/12/10 中2長瀞地学実習
・2016/12/06 中2学年「ようこそ先輩」講演会
・2015/11/25 中2長瀞地学実習
・2015/06/19 はじめての弓道着
・2014/11/21 中2長瀞実習
・2014/11/15 中2講演会

中3

中3(15歳)という年頃は、知識欲・探究心が飛躍的にふくらむ時期です。しかし、世の中の多くの中3生は好むと好まざるとにかかわらず、高校入試のための受験勉強を余儀なくされています。それは、もちろん意義のあることですが、本校は、中高一貫教育のため、受験勉強にとらわれることなく、各分野で専門性の高い教師陣により、生徒の興味・好奇心・探究心が、充分満たされるような授業が展開されています。このような環境のもとでさらに教員側が望むことは、精神面、生活面においても健全に成長し、かつ自主的に物事を判断して行動できる人間になってもらいたいということです。また、中3生は、クラブ活動、運動会・文化祭の学校行事などにおける縦割り社会(中1~高3)の中で、ちょうど中間的位置を占める学年です。先輩・後輩との接し方、心配り等を学ぶよい機会が得られ、立場を踏まえた役割をしっかり実践できる時期でもあります。多くの生徒はこのような課外活動や学校行事に積極的に参加することによって、中高一貫教育でよく話題になる中だるみの状態に陥ることなく、のびのびと学校生活を楽しんでいます。

「開成の教育」(リンク)

・2016/12/10 狂言鑑賞会
・2015/11/04 中3狂言鑑賞会
・2015/10/30 中3科目選択説明会
・2015/06/19 甃のうへ
・2015/05/16 畳のある空間
・2015/02/23 中3有志、作家と語らう

高1

高1は高校からの新入生100名が加わり、400名となります。開成の二大行事の「文化祭」「運動会」は、ともにその準備委員会は高2が主体であり、高1はその準備の学年と位置づけられます。そのため、行事に参加する生徒は、中学に比べて飛躍的に多くなります。また、2学期の後半からは、大半の部活の責任者が高1に替わります。まさにその指導力・責任感が養われる時期なのです。

学業面においては年2回の実力考査(英・数・国)が行われ、授業の深度も深められます。中学時代に増して、自ら考え、自ら学ぶ態度が必要とされます。新入生の100名は高2からの同一のカリキュラムに追いつくために、それなりにハードな時間割も組まれますが、開成の自由な雰囲気の中で、活き活きと学校生活に取り組んでいます。学年旅行も、新入生と内部進学生の融和・親睦を図るために、組単位を越えた班編成や自由なコース設定を企画・実行しております。

大学受験を意識するには早すぎます。勉強を日常生活の一部として、バランスの良い生活をすることが大切です。特に、生徒諸君には、同学年の仲間は言うに及ばず、先輩・後輩とぶつかり合う機会を通じて、他人と共感する力、問題を発見し解決していく力、ひとつのことを協力して作り上げる喜び、等々、社会で大きくはばたくために必要な、伸びやかで豊かな「人間力」の基礎を養うことを目指して、ともに切磋琢磨していって欲しいと願っております。

「開成の教育」(リンク)

・2015/10/07 高1有志による「ゆるり哲学対話」
・2015/02/26 高1「進路についてあれこれ考える会~第14回~」

高2

学習面では、基礎学力の充実期にあたります。自分自身の学習法を身につけつつ、自らの興味・関心と適性を調和させた進路を選択する時期でもあります。具体的には11月末に理系・文系を最終的に決定しなければなりません。

生徒会活動においては、その中枢を担うことになります。中央執行委員会、運動会準備委員会、文化祭準備委員会を始め、各クラブ・同好会の執行部も高2が務めます。さらに、2学期半ばまでには次年度の運動会に向けて、全学2000余名を動かす運動会の、クラス内の役割分担が決定されていきます。こうした活動は、生徒同士のよき葛藤を通して、社会性、指導力等を養う貴重な体験の場として重視されています。

このように、高2では様々な場面で下級生指導や組織運営など、これまで培ってきた能力を発揮する機会があります。また、その分責任感と実行力を問われているともいえ、開成生活のうちでも実質的にもっとも多忙で充実した一年でもあります。

「開成の教育」(リンク)

・2016/06/14 高2有志による「哲学対話×ヒロシマ」「哲学対話×運動会」
・2016/06/14 高2現代文『ヴェニスの商人』の授業
・2016/06/02 高2修学旅行 四国コース
・2015/11/16 部活動引退の季節
・2014/03/14 運動会アーチ(巨大絵)づくり

高3(高2から高3はクラス替えなし)

高2時代から各組ごとに全員で企画準備を重ねてきた運動会の実施までは、このイベントの成功に向けて全精力を傾注させることとし、運動会終了後はそのエネルギーを勉学へ集中させるように種々の指導を行っています。校内独自に実施される模擬試験や夏期講習は生徒の意識を転換させるよい契機となります。

本学においては文理別のクラス分けは行っていませんが、高3における日常の授業は、多くの教科で文系・理系に分かれて展開されます。生徒の学習意欲も一段と高まり、個々に自己の課題を深めながら、夏期・冬期講習を経て1月末まで受験体制が続きます。
10代後半の年齢的な成長とともに、彼らは本校の成人式ともいえる高3の運動会で自ら育んだ友情と責任感、自主性と社会性などを身につけます。そして、自分の将来への目標実現に取り組む大学進学への本格的な準備などを通じて、確実に成長した一人の高校3年生として、春に本校を巣立っていきます。

「開成の教育」(リンク)

・2015/05/20 ショートカットの流行る季