創立150周年記念事業「第2グラウンドの整備工事」の「安全祈願祭」が7月6日(水)に執り行われました。グラウンドの工事は主に夏休み期間に行われ,9月20日(火)ころに完成する予定です。
この事業は,高校校舎の建替え事業の一環として行われるものです。整備工事により,グラウンドは人工芝化され,線路側に陸上競技用のウレタン走路(約70m,2レーン)が設置されます。また運動会の桟敷は今までと同じように設置できるようになります。
今年の2月に,人工芝の充填剤として多く使われている廃タイヤを原料としたゴムチップとがんの関連性について米政府が調査を開始したとの報道がありました。発がん性の有無は,調査が完了する数年後にははっきりすると思われますが,それまでの期間,開成学園としては安全性に最大限の配慮をして,今回の工事では発がん性の疑いがもたれている廃タイヤを利用したものではなく,カラーゴムチップ(遮熱対策用の国産バージンゴムチップ)を採用することとしました。
9月下旬の完成を楽しみに待ちたいと思います。 (2016.7.8)