中学
教科書も学習しますが、基礎力を体系的に身につけるために自主教材を多く活用します。現代文の分野では、読書ノートや自主的に調べてレポートすることも取り入れ、合わせて漢字・語句などについても継続的に学習していきます。その他に、中1では口語文法、書写が入り、中2では文語文法と古文・漢文の入門、そして中3では古文(「百人一首」の暗誦などを含む)、漢文(入門編)を系統的に学習します。
高校
現代文(週2時間)、古文(週2時間)、漢文(高1・2は1時間、高3は2時間)の三つの柱を立てています。現代文は教科書以外にも自主教材・副教材を適宜取り入れます。読み、理解し、考え、書く(論述)という作業が繰り返し行われます。古文は高1では「徒然草」、高2では「大鏡」「枕草子」、高3では「源氏物語」をじっくり精読します。漢文は高1では漢文法を、高2・高3では「思想」「史伝」「詩文」を中心に学習します。高3はいずれの分野にも「入試演習」を加味していきます。また、高1の段階で古文・漢文については、高校からの入学生に対して進度調整のための補講を実施しています。
総じて中・高とも内容は高度であり、担当者の判断によっては「作品研究ノート」「研究レポート集」などを発行し、総合的な実力が涵養できるように心がけています。また、国語は文系・理系の区別はなく全生徒が上記のように学習しています。