2026 年 3 月 21 日(土)、桜が開花を迎えた麗らかな春の光が降り注ぐ中、中学校卒業式を挙行いたしました。本年度は 305 名の生徒たちが、中学校課程を修了しました。
式典では、野水校長から、来月から高校の新校舎での生活が始まる卒業生に向けて、これからの社会を生き抜くための指針となる 4 つのメッセージが送られました。
- 「さまざまな挑戦をし、小さな失敗を積み重ねること」
18歳から選挙権が与えられ、契約も可能となる現代において、自由には責任が伴います。「自ら判断し決定する責任」を実感するためには、若いうちの小さな失敗が糧となります。校長自身も50年前の開成生時代、運動会審議会議長としての失敗経験が今の支えになっていると振り返り、恐れずに挑戦することの大切さを説きました。 - 「国際感覚と共生社会への意識」
「家事はパートナーに任せるのではなく、自ら率先して行うこと」と述べ、男女共同参画への強い意識を求めました。また、真のリーダーシップとは強引な牽引力ではなく、「他者の意見に耳を傾け、信頼を得る力」であると定義。高い英語力を武器に海外へ飛び出し、マイノリティとしての経験を通じて他者を尊重する力を養ってほしいと激励しました。 - 「健全な民主主義を維持する努力」
混迷を極めるウクライナ情勢など、不安定な国際情勢に触れ、リーダーを選ぶ国民一人ひとりの関心の重要性を強調しました。多様なメディアから知識を得て、自らの頭で考え、健全な民主主義を継続させる担い手としての自覚を促しました。 - 「自分の進路を真剣に考える」
「成績だけで進路を決めないでほしい」と強く語りかけました。卒業生らのアドバイスを積極的に聞き、自分の「やりたいこと」をいかに職業に結びつけられるか、今のうちから真剣に向き合うよう伝え、式辞を締めくくりました。
卒業生の皆さん、ご家族の皆様、誠におめでとうございます。



