10/24(火) 中1谷中散策・美術館見学

中間考査最終日、考査終了後に中学1年生の谷中散策・美術館見学を実施しました。
学校から上野公園まで、寄り道せずに歩くと30分ほどです。その間に、「谷根千」と呼ばれ人気のエリアとなった谷中・根津・千駄木があります。
3~5名のグループで、事前に下調べして作成したルートマップを手に、谷中銀座、寛永寺、根津神社、へび道(旧藍染川)などを散策しました。外国からの観光客や、地方からの修学旅行生などにもたくさん出会いました。われわれ教員も3人ずつに分かれて散策し、楽しそうに歩いている生徒たちとたくさんすれ違いました。2~3時間の散策の後、上野公園の噴水前で点呼を受け、美術館見学に移ります。谷中散策の目的は、学校周辺を知ることのほか、中2の学年旅行で予定されている鎌倉での班行動に向けた練習という意味合いもあります。
美術館見学は、美術のカリキュラムの一環として行われているものです。今回は、東京国立博物館「運慶」、東京都美術館「ゴッホ展」、国立西洋美術館「北斎とジャポニスム」、上野の森美術館「怖い絵展」の中から1つ以上を選んで見学しました。自分たちだけで美術館の展覧会に行くのは初めてという生徒も多く、「本物」の持つ力に魅入られるように熱心に見つめたりメモを取ったりする姿が印象的でした。今回見学したのはいずれも特別展ですが、「怖い絵展」以外、中学生は入場無料です。これをきっかけに、学校帰りに気軽に美術館や博物館に出かける生徒が増えていくことを期待しています。