開成中学校では中学3年生の6月に、関西方面の修学旅行を実施します。1年前から旅行委員会が組織され、生徒が中心となって旅行の計画を進めていきます。
2018年12月1日(土)のロングホームルームの時間に、旅行の事前学習の一環として、宮内庁正倉院事務所保存課長の飯田剛彦氏をお招きし「正倉院宝物と宝庫の歴史」と題した講演会を開催しました。
当日は生徒300名に加えて、保護者も60名程度参加してもらい、大盛況でした。教科書に記された正倉院の説明から入り、正倉院の由来、宝物の種類と保存・研究の歴史、正倉院そのものの歴史など、現場で直接宝物に触れている研究者ならではのお話やスライドに、一同聞き入っていました。