2018年 水泳学校

総勢300名の生徒が 千葉県館山市にある開成学園の宿舎にやってきました。水泳学校は、7月23日から29日まで、1期約100名が2泊3日の行程で海辺での共同生活と海での水泳体験を学びます。

生徒は、事前にわたされた2メートル強の長さの白いさらしを持ってきます。まずは、これを「ふんどし」として身に付ける方法や、海は楽しいところでもあるが、危険もあることを学びます。泳ぎの指導は、生徒が背の立つ水域に限って行っています。泳ぎが苦手な子には、顔をつけるところから始めて平泳ぎやクロールが泳げることを、泳ぎが得意な子には、習ったことのない日本泳法を経験させ、新しい泳ぎ方を知るのを目標にしています。

   

また、浜でスイカ割りやボール遊びをしたり、学園が所有する和船に乗る和船体験や、その和船で飛び込み台に向かい、飛び込みをする体験を行いました。海にぽつんと立っている飛び込み台のてっぺんから、景色を楽しめる事と、そこから2メートルほど下の海面にジャンプする飛び込みは、最初は足がすくんでしまう生徒も多いのですが、1回飛び込んでみると、あまりの爽快感にもっと飛びたいと感じる生徒1番人気の体験でした。

  

後期は、台風の影響もあり海での活動は少なくなってしまいましたが、上記の体験は一通り行うことができ、海の様々な様子を目にできました。最後に、海での活動について、指導全般を担当してくださった水泳部OBの皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。