4月15日、開成高校と筑波大学附属高校の89回目の対校戦が行われました。昨年までの成績は開成44勝、附属44勝の五分です。開成は85回大会、87回大会で果たせなかった勝ち越しを今度こそ達成できるのか、附属は開成の勝ち越しを阻止できるのか。
今大会の対校戦に出漕するクルーは、3月18日から3月20日に静岡県天竜ボート場で開催された全国高等学校選抜ボート大会にてクォドルプルで全国4位入賞を果たしたクルーです。当日は対校レースのほか、ジュニアクルーによるダブルスカルとクォドルプルのレースが組まれ、さらに中央大学杉並高校を招いて行われたシングルスカルと中学招待レースも行われました。
中学招待レースは開成中学が戸田中学に勝利し、高校招待レースのシングルスカルでは1位から3位を開成のクルーが独占、ジュニアレースのダブルスカルとジュニアレースのクォドルプルではいずれも開成が附属に勝利という、出漕した試合すべてで開成が勝利するという展開のなか、残すところ対校レースを残すのみとなりました。
対校レースは前半の時点で開成が附属との差を広げていき、終わってみれば1艇身程度の差をつけ、コンディションにも恵まれたとはいえ3分16秒という、これまでにない良い記録で勝利しました。
昨年、今年と2連勝し、通算成績は45勝44敗、久しぶりに開成が勝ち越すことになりました。次回以降も連勝を続け、さらに勝ち越した状態を続けられるようにがんばっていきたいと思います。
最後になりましたが、当日は応援ありがとうございました。