「第 84 回東京陸上競技選手権大会」が 8 月 13 日(金)~ 8 月 15 日(日)に駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催されました。「2021 年度の東京都における陸上競技各種目のチャンピオンを決める大会」に本校からは中学 100 mに岡安慶二君(中 2)、中学 4×100m リレーに岡安慶二君、木田大地君(中 2)、本村孝太君(中 3)、水谷圭汰君(中 3)が出場しました。
まず 13 日に行われた中学 100 m決勝では岡安君が第 6 位入賞を果たしました。学年を超えて上級生と競うレースでしたが、その中で決勝まで勝ち残るだけでなく決勝 6 位入賞という素晴らしい結果を残せたのは、本人の「不断の努力」があってこそのことだと思います。
14 日には中学 4×100m リレーの予選が行われました。7 月に行われた通信陸上競技大会では東京都 4 位という結果を残しており、本人たちも「8 月の東京選手権では 3 位入賞を果たそう!」と目標に掲げて練習に励んできました。夏休みに入り、文化祭準備活動や勉強も多忙を極める中ではありましたが、メンバー 4 人でしっかりと話し合う中で全員が集まれる練習日を設定し、中身の濃いバトン練習を積み重ねてきました。当日は雨風が強く各チームともバトンパスに苦戦をしておりましたが、彼らはこれまでの練習の成果を発揮し安定したバトンを繋ぎ上位 3 番目の記録で決勝進出を果たしました。
15 日の決勝ではさらに天候が悪化し大会開催すら危ぶまれる気象条件となりましたが、彼らの心を表すかのようにバトンは一糸乱れることなく繋がれ、目標としていた 3 位入賞を見事に果たしました。
今年の 5 月に開催された東京都高等学校陸上競技対校選手権の 100m で畑直孝君(高 3)が 11 秒 01 という素晴らしい記録で準決勝進出という結果を残してくれました。いつも明るく鼓舞してくれた畑君の背中をずっと追いかけながら練習に励んできたからこそ、今日があるのだと思います。彼から学んだ多くのことを現在の執行部である高校 2 年生がしっかりと引き継いでくれ、良き雰囲気のまま部活動が続けられています。この良き流れ、良き雰囲気がこれから先も続くように「アスリートセンダード・コーチング」の基本理念の下、顧問一同でサポートしていこうと思います。