Simon Wallis 教授講演会

Simon Wallis 教授(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)の講演会が 11 月 24 日(水)に校長主催で行われました。コロナも落ち着いてきたので,7 月に完成した新校舎の小ホールでのリアル開催とし,中 1 から高 3 までおよそ 50 人の生徒が参加しました。

ウォリス教授は「プレートの沈み込み帯のテクトニクス」を中心に研究されていますが,沈み込みに伴う付加体の形成過程,スロー地震,マグマ,大陸棚など地球科学に関する様々なテーマについて,エネルギー問題や国際法などとも絡めながら,ユーモアを交えつつ日本語でお話ししてくださいました。

生徒からは「西日本と東日本の付加体形成の違い」に関してから,「柔道の得意技」に関してまで,多岐にわたる質問が活発に出され,ウォリス先生はお開きの後も 1 時間近くにわたり丁寧に対応してくださりました。生徒にとって得難い経験だったのではないかと思います。