8 月 18 日~ 8 月 21 日に「第 49 回全日本中学陸上競技選手権大会」が福島県で開催され、中 3 の岡安慶二くんが 200m に出場しました。
この大会に出場するためには厳しい参加標準記録が設けられておりそれを突破した全国の強豪選手 53 名が福島県に集結しました。大会前には種目別ランキングが発表され、岡安君は 12 位という好位置につけており、本人も決勝進出に向けて士気を高めながら鋭意努力する姿がありました。
18 日は 200m 予選が行われました。この予選で上位記録 8 名までの選手が翌日 19 日の決勝に進出することになります。結果は残念ながら 18 日の予選で上位 8 名まで入ることは叶わず敗退となりましたが、大会期間を通じて全身全霊で立ち向かう姿がとても印象的でした。試合終了後に彼は「今回の悔しい思いは来年以降に全国高校総体へ出場してリベンジしたいと思います」と強く語りました。東京に戻ってきて、その目標に向かってトレーニングに励む日々を送っています。
岡安くんは全国の子どもたちがコロナ禍の影響を強く受け始めた 2020 年 4 月に入学をしてきた生徒です。この3年間、開成は「生徒の活動を止めない」「いまできることに全身全霊を尽くす」という方針で進んできました。その学校の方針のもとで本人が努力を積み重ねてきたからこそ実現した全国大会出場であったと思います。そして彼の弛まぬ努力を献身的に支えてきたご家族の力も大きかったことを忘れてはならないと思います。
他にも多くの人たちが彼を支えてくれたと思います。それらの人々へのこれまでの「感謝」の気持ちを「感動」という形にしてプレゼントしてくれました。これからも「高いレベルでの文武両道」を具現化してもらえたらと願っています。岡安くんの不断の努力を引き続き応援してください!!