日本生物学オリンピック2025 入賞

日本生物学オリンピック2025において、本校生徒2名が本選に出場し、以下の賞をいただきました。

手塚雅之(高校1年生)

  • 金賞
  • ニコン特別賞(実習試験2(情報処理分野)の成績1位)
  • 本選複数回選抜者(三年連続)
  • 日本代表候補生選出

小島 優河(中学校3年生)

  • 敢闘賞
  • 本選実行委員特別賞(本選出場者の中で唯一の中学生)

生物学オリンピック 2025 は、2025 年 7 月 13 日(日)に CBT 形式で予選を実施し、その結果に基づき 60 名が本選に進出しました。例年は 80 名が本選に進出しますが、今大会は 60 名と狭き門となりました。また、本選出場者のうち、高校3年生が半数以上を占める中で、高校 1 年生と中学校 3 年生が進出したこともあり、厳しい挑戦となりました。

本選は 2025 年 8 月 18 日から 21 日にかけて東京都立大学にて開催され、本校の手塚雅之君(高校 1 年生)が金賞、ニコン特別賞、本選複数回選抜者を、小島優河君(中学校3年生)が敢闘賞、本選実行委員特別賞を受賞いたしました。手塚君は、2023 年、2024 年に続き 3 年連続の受賞(最年少金賞)となります。なお、本校生徒の金賞受賞は 4 年連続となります。

さらに、本選の結果、国際生物学オリンピック日本代表候補に、高校1年生の手塚雅之君が選出されました。今後、この12名による最終選考を経て、日本代表4名が決定いたします。

校長先生への受賞報告では、本選までの準備や当日直面した課題、実験の内容について報告がなされました。手塚君からは、今後行われる最終選考を通過し、日本代表となる決意が表明されました。また、小島君からは、本選唯一の中学生であったこともあり、出題範囲に高校の数学や情報の内容が含まれていたために苦労したこと、今年の悔しさをバネに、来年の生物学オリンピックに向けて準備に励む意欲が語られました。

生物学オリンピックへの関心が高まっていることは、先輩の熱意が後輩に確実に継承されている証左と言えるでしょう。このような好循環が、今後も生物学に興味を持つ生徒の増加に寄与することを期待いたします。