2 学期終業式

12 月 23 日(火)、第 2 学期の終業式が行われました。生徒たちは各自の教室にて、放送による校長先生の講話に耳を傾けました。

講話の中で校長先生は、近年利用が広がっているクラウドファンディングやスーパーチャットなど、不特定多数の方々から寄附を募る行為について、その利点とともに注意すべき点をお話しされました。国際舞台での挑戦を目指す若者がこうした制度を活用する機会が増えている現状を踏まえ、生徒たちは自らの行動に責任を持つことの大切さを、真剣な表情で受け止めていました。本校の生徒たちが、今後も安全な環境のもとでさらなる活躍を重ねてくれることが期待されます。

続いて、今年度のノーベル賞日本人受賞者についての紹介があり、この 50 年にわたる日本の独創的な研究の歩みと、それを支えてきた地道な努力の重要性が語られました。生徒たちは、長期的な視野で学問に向き合う姿勢の大切さを改めて考える機会となりました。

講話の最後には、開成での生活も残りわずかとなった高校 3 年生に向けて、力強い激励の言葉が贈られました。また全校生徒に対しては、世界の動きを敏感に観察し、その中で自分にとって何が大切かを主体的に考えてほしいとのメッセージが伝えられました。