第１回全国ジュニア大会が開催された1996年、奇しくも開成の中２の生徒がゲートボール同好会を創設した年でした。開成学園は、そのメンバーが中３のときの1997年、第２回大会から出場してきました。2002年の第７回高知県大会で準優勝した後は、決勝に出るか出ないか というところをウロウロしていましたが、ついに2023年、全国優勝となった という報告です。
　予選では、ギリギリのところで作新学院に負けたりしましたが、何とか、予選２位の成績で、決勝トーナメントに残りました。決勝トーナメントは、予選での上位４チームで行われます。作新学院は予選で全勝して勢いがあったと思いますが、準決勝で北海道ベアーズがその作新学院を破り、そして、その北海道ベアーズと開成との決勝戦になりました。
　決勝戦では、中盤戦終わり近くまでは北海道べアーズに7―9とリードされていましたが、競技時間残り10分から開成学園が反撃を開始して8―9とし、終了間際に5点をあげたところで競技時間終了のカネが鳴りました。(ゲートボールは１試合の競技時間が30分と決まっています。)
　同好会発足から28年目にしてついに優勝しましたが、その結果に奢ることなく、2024年度も「万里一空」の精神で臨みたいと考えていますので、温かく見守ってください。