11月6日から8日にかけ、戸田ボートコースで令和2年度関東選抜が行われました。開成からは高校2年生の部員が男子舵手付きクォドルプルで参加しました。今回は新型コロナウイルスの影響で、予選のあとの敗者復活戦がなくなるなど少々変則的な大会でしたが、この大会で3位までに入ると3月に天竜ボート場で行われる全国高等学校選抜ボート大会の出場権が得られます。
6日に行われた公式練習では普段使い慣れた艇との違いに戸惑いながら感触を確認し、翌日以降の試合に備えました。7日に行われた予選では3組行われた予選のC組で1位、全体でも3番目のタイムで準決勝進出を決めました。8日は2組行われた準決勝のB組で1位となって決勝に進出し、決勝では3位となって全国選抜出場権を4年ぶりに獲得しました。
開成クルーは全国選抜出場権を無事獲得しましたが、決勝で1位のクルーと7秒、2位のクルーと3秒差をつけられました。また上位2クルーが決勝で予選タイムから3秒から4秒上げたのに対し開成クルーはそこまでタイムをあげられませんでした。いろいろな点で強豪校とは差があることを痛感させられる結果となりましたが、3月の全国選抜に向け、漕ぎの修正や技術と体力のさらなる向上を目指し、きっと頑張ってくれるものと思います。
また、今回は東京都高体連ボート専門部が大会を主催したこともあり、東京都内の各高校ボート部から大会運営の役員や補助員を出しています。試合に出なかった高校1年生の部員も大会を通じて刺激を受け、今後に活かしてくれることと思います。
最後になりましたが,日々の活動を支えていただいている保護者の方々、OBの方々に、この場を借りてお礼申し上げます。