ボート部、関東選抜出場権獲得
全国大会出場の余韻もまだ冷めきらない9月22日、戸田でボート競技の令和2年度関東選抜東京都予選が行われました。開成からは舵手付きクォドルプル種目で高校2年生のAクルーと、高校1年生のBクルーの計2クルーが参加しました。
Aクルーは全国大会から帰って中一日の試合という、スケジュールとしてはかなり厳しいものがありましたが、決勝で2位となり、関東選抜出場権を3年連続で獲得しました。またBクルーも今年の7月下旬に入部した高校からの編入生が主体のクルーでしたが健闘しました。令和2年度の関東選抜は、11月6日(公式練習)、7日・8日(試合)という日程で戸田ボートコースにて開催されます。この大会の決勝で3位以内に入ると天竜ボート場(静岡県浜松市)で開催される全国選抜出場権が得られます。
今後の展望ですが、クォドルプル種目で東京都2位とはいえ、1位になった高校とはタイム差に現れないところでまだまだ差があります。また埼玉県や神奈川県、山梨県にも手強い相手がそろっています。あまたの強敵を相手にしても実力を十分に発揮して勝ち上がれるように、これからの活動を頑張ってほしいと思います。
ボート部、全国高等学校ボート選手権特別大会出場
新型コロナウイルスの流行により今年度のインターハイは中止になりました。しかしボート競技に関しては、9月に特別大会という形で実施されることとなりました。
新型コロナウイルスの影響もあり、全都道府県の代表が勢揃いという大会にはなりませんでしたが、開成高校ボート部も男子舵手付きクォドルプルの試合に東京都の代表校の一つとして参加することができました。
9月17日の公式練習では漕手は戸田との違いを肌で感じながら、翌日以降の大会に向け、戸田から運んできた艇の調整を行いました。
翌18日の予選から試合が始まるはずが、強風と波により予選が翌日に延期となり、19日に予選と敗者復活戦をまとめて行い、20日に準決勝、順位決定戦、決勝戦を行うという変更はありましたが、大会は無事開催されました。
地域ごとに新型コロナウイルスの影響にも差があり、調整に苦労した形跡が見られるクルーが見られる一方、決勝戦に残ったクルーはこの困難な状況下でもしっかり技術・体力いずれにおいても仕上げてきている様子がうかがえました。普段なかなか全国レベルの学校と試合をする機会はない本校のボート部員たちも、いろいろなことを感じ取ったことと思います。
肝心の開成高校の結果ですが、予選では水面のコンディションなどへの対応がうまくいかず敗者復活戦にまわりました。敗者復活戦は無事に突破したものの、準決勝4組の試合で3位に終わり、そこで大会を終えることとなりました。彼らも現時点では足りないものがいろいろあることが理解できたと思います。この経験をこれから先の練習や試合に活かしてほしいと思います。
最後になりましたが,日々の活動を支えていただいている保護者の方々、OBの方々に、この場を借りてお礼申し上げます