7月14日から16日にかけて、岐阜県海津市にある長良川国際ボートコースにて第38回全日本中学選手権が開催され、開成からは舵手付きクォドルプル、ダブルスカルで1クルーずつ出漕しました。
大会期間が全国的な猛暑日と重なり、15日は予選のみ実施し、敗者復活戦は行わないことが事前に発表されました。さらに16日の順位決定戦と決勝戦についてもその日の気象条件しだいで中止する可能性があることが告げられました。
例年とは異なる状況下での大会となりましたが、開成のクルーは予選から全力で臨みました。ダブルスカルは途中でミスはあったものの予選2位で準決勝進出、舵手付きクォドルプルは予選1位、予選全体3位の好タイムで準決勝進出を決めました。
準決勝各組1位で決勝、各組2位で順位決定戦進出、それ以下はそこで大会終了となります。ダブルスカルは序盤から差を広げられ、自己ベストを大幅に更新するも準決勝で敗退し、試合を終えたクルーはベスト更新の喜び以上に準決勝敗退の悔しさをにじませていました。
舵手付きクォドルプルは途中まで他クルーと競り合いながら、終盤にかけて差を広げ、準決勝C組1位となり、決勝進出6クルーの中に入りました。そして、準決勝全試合終了後、決勝戦と順位決定戦の中止が発表され、決勝進出6クルーすべてが1位扱いとなりました。決勝がなくなったことは残念でしたが、どの試合も全力を尽くす姿勢で臨んだことが、この好成績をもたらしたのでしょう。
最後になりましたが,日々の練習を支えていただいているOBの方々、保護者の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。