昭和60年卒羽田さん(国連職員)がご来校されました

11月11日(金)放課後に,昭和60年卒の羽田さんがご来校されました。
羽田さんは現在,国連人権高等弁務官事務所にて,人権を主流化するためのお仕事をされています。普段は海外で生活されていますが,翌日に迫ったクラス会に参加するため,一時帰国されているとのことです。今回は羽田さんのご厚意で,ご自身のウェズリアン大学および国連での経験や,現役生へのメッセージを,静かに,しかし熱く語っていただきました。
海外進学や国際貢献に興味を持つ生徒・教員合わせて7名が出席し,羽田さんのお話の後は熱心な質疑応答が行われました。
日本は国連の予算のうち9%を計上しているものの,そのスタッフに占める日本人の割合はわずかに1%未満というunder-representedな現状は衝撃的で,そうした状況を打破するために必要なスキルや,またそれを得るために「リベラルアーツカレッジ」という選択肢が有用ではないか,という話は,生徒・教員ともども非常に興味深いものでした。
最後は「現役生へのメッセージ」を頂き,1時間半の会はあっという間に閉会となりました。

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