本校生徒2名が今年度の国際数学オリンピックの日本代表に選ばれました。

本校高校3年の宿田彩斗君と高校2年の神尾悠陽君が2020年の国際数学オリンピック(IMO)ロシア大会の日本代表6名に選ばれました。宿田君は、昨年も代表に選ばれましたので、2年連続になります。

代表は、1月に行われる日本数学オリンピック予選、2月に行われる本選を勝ち抜き、30名程度が選ばれる3月の春合宿時に行われる試験の成績をもとに選ばれます。今年は、新型コロナの影響で春合宿が行われず、代わりに行われた試験で決定しましたが、始めの予選は4700人強の生徒が受験しますので狭き門です。(中学生以下のみが受験可能なジュニア数学オリンピックも加えると7000人を超えます。)

宿田君、神尾君は共に本校数学研究部に在籍し、下級生に日々の部活動や合宿などを通じて数学の楽しさ、奥深さを伝えながら、自身も更なる研鑽を積み、この結果を得ることができました。2人とも数学の問題を解いているときの、いきいきとした姿勢をよく覚えています。

例年7月に行われる国際大会は、新型コロナの影響で9月への延期が発表され、その開催もまだ不透明な部分がありますが、是非自分達の力を発揮してきて欲しいと思います。

2人ともおめでとう!