部分月食を天文気象部が観測

11 月 19 日(金)、天文気象部では部分月食観測会を高校特別棟屋上にて行いました。中 3 高 1 を中心に学校の望遠鏡を用いたスケッチや、個人のカメラで撮影に挑戦しました。今回は天文気象部員の他に、生物の先生にもお越しいただきました。

今回の月食は月の出の前から食が既に始まっていて、地平線から現れ始めた16:30頃から観測を始めました。月が地平線から上がってしばらくの間は、雲に見え隠れする状態が続きましたが、偶然にも食の最大の前後は雲から抜けて、美しい赤銅色の月を観測出来て部員は皆感動していました。

今回の月食は部分月食とは言うものの、皆既月食にかなり近いもので、食の最大の頃にはほとんどが地球の本影に覆われ、かなり暗くなりました。たった数時間の間に様々な形に移り変わる月を見るというのは不思議な気分になります。

来年の11月にも皆既月食があるので、天文気象部で観測会を行う予定です。