国際情報オリンピックが9月13日から23日に渡って開催され、日本代表として参加した開成学園コンピューター部の米田寛峻君（高校3年）が銀メダルを獲得しました。

日本代表選手は米田君を含めて4名です。今年の国際情報オリンピックは、本来であれば、7月19日から26日にシンガポールで開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの世界的流行のため、9月にリモートで開催されることになりました。日本代表の生徒は東京都内の会場に集まって参加しました。16日と19日にそれぞれ5時間ずつの競技が行われ、その結果に応じて成績が決まりました。全ての参加国が同時に競技に臨むため、日本での競技時間は20～25時と、夜遅い時間帯でした。

2日間の競技では6つの問題が出題され、プログラミングや情報科学技術のスキルを競います。本大会では、最も儲かるようにゲームのチケットを使う方法を見つける問題や、データ転送ネットワークをできるだけ圧縮する問題などが出題されました。米田寛峻君は世界44位で銀メダルでした。日本代表全体では、金メダル2個・銀メダル2個を獲得し、国別ランキングは5位。これは過去3年で最も良い順位でした。