4月19日(火)の放課後、特別棟の屋上で天文気象部主催による天体観測会がおこなわれました。顧問の石川先生の事前レクチャーによると、観測が期待できるものは月や水星、木星、そしてISS(国際宇宙ステーション)です。ISSは18時47分の前後数分間、北西方向から現れ頭上を通過していく様子が観測できるとのこと。
30分ほどのレクチャーを受け、期待を膨らませながら、いざ観測へ!と屋上へ出てみると、まさかの曇天!さらには小雨まで降ってきました。
「さっきまで晴れていたのに。日頃の行いの賜物か・・・。」と嘆く部員&参加者一同。あきらめムードが漂うなか、18時40分過ぎ、空の一部に雲の切れ間ができ、なんと数分間のうちに晴れ間が現れました。同時に、上空に動く光が・・・そうISSが現れました!空を見上げる一同に笑みがこぼれました。「やはり、日頃の行いの賜物だなぁ」と。
その後は、断続的に晴れ間があらわれ、その間に望遠鏡や双眼鏡、肉眼でいくつかの天体を観測しました。なかでも、月の表面にあるコペルニクス・ケプラーなどの名前を冠したクレーター、木星の帯状の雲や4つの衛星などが印象的でした。
今後も天文気象部では、様々な観測会やイベントを企画したいと思いますので、学内の皆様のご参加をお待ちしています。今回、観測会へご参加いただいた皆様、ありがとうございました。