8月7日(火)、理化学部の希望者数名で2018年度JAIMAサマーサイエンススクール(分析機器体験実習)に参加して来ました。
日本科学未来館で開催されるこの実習では、様々な産業を支える基盤となる、最新の分析機器を触って体験することが可能です。使用される機器は高価なものばかりですが、実際に大学や研究機関向けに分析機器を開発している、10社以上の企業の協力によって成り立っています。
実習で生徒たちは3名程度の小グループに分かれ、それぞれのブースで企業の担当者による装置の概要説明を受けながら、操作体験実習を行いました。そこでは、飲料水や硬貨、鉱物など、日常にあふれる物質を、分光法や顕微鏡法など様々な手法で分析しました。実習は今年で7回目を迎えましたが、リピーターとなる生徒も多く、参加者は皆、真剣なまなざしで実験に取り組んでいました。
測定の理論は難しかったようですが、高校生だけでなく、中学生の生徒たちもミクロな世界に興味を持ち始めていたようです。
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小グループに分かれて実習
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飲料水の成分を分析
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硬貨の成分金属を分析
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鉱物の放射線量を測定