12月20日に千葉大学病院の見学に行ってきました。この企画は,千葉大学病院の山本病院長をはじめとする開成OBの先生方が,開成生のために企画してくださったものです。中3から高3まで12人の生徒が参加しました。
実際に内視鏡や腹腔鏡を操作してみたり(もちろん練習用のものですが),リニアック(放射線治療装置)など,一般的なオープンキャンパスではなかなか見ることができない装置についても,間近に見ながらお話を伺うことができました。
そして生徒にとって何よりも刺激的だったのが,現役のドクターから直接話を聞くことでした。参加した生徒の感想をいくつか紹介しておきます。
〇 研究医と臨床医についてのお話が個人的に大変興味深かったです。これまで、研究と臨床は全く別の分野であ
り、一方に専念するのみだというように誤解していた部分があったため、医師という職業の新たな側面が見られ
たような気がしておもしろかったです。(高3)
〇 普段では絶対出来ないような体験をさせて頂きとても面白かったと共に、実際の開成生の先輩方と会ったり、
話したり等の経験が出来、自分の将来への考え方がより具体的に、鮮明になり、ほんとに参加出来て良かったと
思った。(高2)
生徒にとって,発見の多いとても刺激的な1日でした。
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山本病院長(S51卒),加藤教授(S55卒),岡本先生(S58卒)と病院長室で記念撮影
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リニアックを解説してくれた宇野教授(S56卒)と。
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腹腔鏡を操作する生徒と見守る大塚教授(S57卒)。
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外来病棟のエントランスホールではクリスマスコンサートが行われていた。ちなみに数年前にできたこの病棟は,ある医療ドラマの撮影で使われたとのこと。